尾 瀬 の 想 い 出
人間回復の分岐点ともなった頃の、旧い想い出
1967年06月〜1970年10月   一部、拡大画像がご覧頂けます。

夏 の 思 い 出

夏がくれば 思い出す はるかな尾瀬 遠い空

霧のなかに うかびくる やさしい影 野の小径

水芭蕉の花が 咲いている 夢みて咲いている 水のほとり

石楠花色に たそがれる はるかな尾瀬 遠い空

江 間 章 子 作 詞/中 田 喜 直 作 曲





表 紙


蒐集(箸袋、切符、宿泊食事券・・)
沼田・東京間急行券:200円
宿泊3食券:1、070円(昭和43年)





マップ、案内板、道標 


尾瀬の四季・概況




夕映えの尾瀬沼 


燧ヶ岳遠望、東電小屋 




歩む 昭和45年5月1日 


雪崩跡、尾瀬を讃えるうた




晴れ行く至仏山、手書きイラスト


初めての尾瀬、沼田駅・尾瀬沼
昭和42年6月6日
 




長蔵小屋〜大江川湿原〜長英新道


6月の花・ワタスゲ、コバイケイソウ・・・




燧ヶ岳 昭和43年7月1日


下田代十字路、三条の滝




三条の滝(絵はがき)、水芭蕉


自作絵画、至仏山・エーデルワイス




中田代周辺


菖蒲平春秋




〜鳩待峠〜戸倉、鎌田、・・


尾瀬沼畔 昭和44年7月13日




尾瀬の花


2長蔵小屋




竜宮小屋〜山の鼻


至仏山、黄昏の上田代




朝 靄


富士見峠 昭和45年10月13〜16日




紅葉の三条の滝、会津駒ヶ岳


絢爛たる緞帳(秋の尾瀬ヶ原)




富士見下の紅葉、コマクサ


後書き



  42年6月に初めて尾瀬を訪ねて、自然が造り出したその美し

 さに魅せられてしまった。以来、片時も忘れることが出来ず、何

 らかの形で記録に留めたいと願い、アルバムの編集に全力を傾注

 する事を思い立った。残雪の頃、東電小屋で入ったドラム缶の風

 呂、すし詰めの水芭蕉の季節、ニッコウキスゲの咲く頃の第二長

 蔵小屋でのうたごえ。そして秋雨煙る会津駒ヶ岳の尾根、秋雨前

 線通過と共に澄み渡った尾瀬ヶ原・・・。

  山小屋の人々の暖かい持て成し、同宿者との歓談の一時、木道

 を行き交った多くのハイカー。それらが昨日のごとく懐かしく想

 い出されてくる。

  年を経て、改めてこのアルバムを繙く時、悔いのない若き日の

 足跡を残すことが出来、満足している。

                 昭和45年10月23日記す

裏 表 紙

尾瀬の思い出 完   30年振りの尾瀬はこちらです。